[2000.12.02]
  携帯ゲームの道先


 ▼携帯型ゲーム機で独り勝ちを続ける任天堂(CNET Japan)
  http://japan.cnet.com/News/2000/Item/001130-6.html


 ゲームメーカーが世界一のネットワーク機器メーカーに変貌する。その現実味ある期待をかなえてくれるメーカーは,どこかな?

 任天堂社は,ゲームボーイで米国の携帯ゲーム市場で95%のシェアを握っている。任天堂の幹部でさえ,「こんなに成功していいものかと感じる」と述べている。7月に発売される後継機のゲームボーイアドバンスは,任天堂の次世代セットトップ型ゲーム機「ゲームキューブ」と接続でき,相乗効果も見込める。他社もこの市場を狙っているが,追いつくのは並大抵のことではない。

 というか,ワンダースワンは「古色蒼然としたゲームと麻雀ゲームを中心にソフトウェアを揃えていることから,日本人に的を絞っているのは明らか」なのですか?(^_^;) バンダイのワンダースワンは,カラー発売を目前にめっきりと静かになっているが,発売と同時にためていた広告宣伝費の使いどころとなろう。だが,ワンダーゲート対応ソフトがかなり少なくなっており,先行きの不安感はぬぐえない。そしてそこにある,ゲームボーイの壁の高さは,諦念を起こさせてもおかしくないほど。設計思想はとてもしっかりしており,ワンダーボーグなどのギミックも目を引くものがあるのだが…。

 一時,ゲームボーイ一体型の携帯電話が出されるという報道もあったが(GAMESPOT JAPANの記事),それも鳴りを潜めた。誰もが,ゲームボーイをPDAに近い携帯情報端末として積極的に売り出せば,10年後まで食べていける飯の種になると思うのだが,任天堂はさらさらその気はないようだ。ゲームをしてもらえばそれでいい,ということか。そんなところは,ゲーム機としてダメダメならDVDプレイヤーでいいぢゃんと新型を出すソニーなどよりよほど確たるものがあってよいのだが(Impress PCWatchの記事),それでもこの携帯ネットワーク端末という市場は魅力的だ。各PCメーカーも制覇できず,iモードやパームは,小ささに固執してブラウジングやメールの機能がお粗末。そこにつけ入り,完全に制覇できるのは携帯ゲーム機ではないかという期待は当然だろう。まっ,任天堂がゲームメーカーの名を捨てるのは容易ではないと思うけど。


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